台風とからだ
最近、日本では台風の大きな被害がよくニュースになっております。
昔からこんなに台風多かったっけ?
こんなに勢力強かったっけ?
金沢生まれ、金沢育ちの私は幸いなことに記憶に台風のことがあまりないのですが、(大雪は何度かあるけれど・・・)台風銀座で生まれ育った夫は金沢に来た当初、天気予報で台風を見た途端、家の物干し台を倒してうちの家族に不思議がられ(うちでは台風で物干し台を倒したことはなくて)それ以来、我が家の物干し台は雪に埋もれることは度々あっても横になることはなく過ごして来ました。
でも、今回さすがにのんびりの私も物干しは避難させたほうが良いかしら?外に置いてある洗濯機は大丈夫かしら??停電になったらどうしよう?いろいろ心配になってきました。
そして、患者さんたちも・・・
ここ数年、特に今年は台風が近づくと体調不良、頭痛がひどくなる、からだが重くて動きたくない、古傷が痛む、いろいろな症状が強くでる方が多くなっているようです。そうそう、友達の家のニャンちゃんも持病の発作が台風や満月新月で出やすくなってるそうです。
人間も自然の中で生きている動物、自然の激しい?変化の影響を受けるのは仕方がないこと、その中で少しでも楽に上手にその自然の波をサーフィンのように波乗りして過ごしていけるといいな〜と思います。
むち打ちやヘルニア経験者の私の場合。
体調の基本レベルが高いと少々の台風や気圧の変化は何も気にせずに過ごせるけれど体調の基本レベルが低いと古傷痛むし、頭も重い、眠い、やる気が出ない、動作が緩慢・・・書ききれないくらいいろいろ症状が重くなります。正直、患者さんの気持ちがよ〜くわかるからだです。
体調の基本レベルって何?
どうやってそれをあげるの?
自分のからだをモデルに考えてみると、からだの芯がしっかりしている、夕方になってもしんどくないからだ、ご飯が美味しい、便通がちゃんとあってしっかり眠れているのが体調の基本レベルがそこそこ良い状態。この状態が続いていると自分で高値安定。と思っております。
それに比べ、朝から疲れている、姿勢をきちんとしていられない、食欲がないもしくはジャンクなものが食べたくなる、便通が良くない、眠っていても熟睡感がない、ストレスが多い、こんな時はからだがもうSOSを出す寸前。そこに台風や低気圧など気圧の大きな変化がやってくるとダメージも大きくアウトです。やっと動いてます状態となります。仕事が休みの時とかぶると起き上がれなくなることも・・・
日頃から自分の基本の体調を高値安定にしておくことがうまく自然の変化を波乗りするためには大事なこと。
自分の体調を高値安定を維持するために日頃からやっておく備え・・・(台風の時の備えみたいなものですが)心身ともにからだのバランスをとっておくこと。
わかっていても自分で自分のからだをコントロールするのはなかなか難しい・・・でも「私のからだ」だから自分が指揮するしかない。
ということで自分のからだの調子を高値安定で過ごすヒントをここで少しずつ書いていこうかと思います。
でもね、今日のような大型台風が来た時は、身の安全が一番!せっかくの土曜日だし、とかお約束があるし、とか思わずに思い切って自分に台風休暇をあげてみてくださいね。