11月 外国人鍼灸師さんに日本式鍼灸を
鍼灸院に窓から見える景色もすっかり秋の終わり。街路樹が黄金色に輝いています。
11月は私的にはいろいろな刺激がありました。11月の初めに外国人鍼灸師さん向けの日本式鍼灸治療のセミナーで「東方会式接触鍼セミナー」を行い、2日間のアシスタントをさせていただきました。
世界中から集まった日本式の鍼灸治療を学ぶ鍼灸師さんとは初めてお会いしたかたばかりだし、言葉もなかなか通じないはずだけど「患者さんに少しでも元気になってもらいたい」と思う気持ちはその場にいる方々は皆同じで、積極的に学ばれている姿に感動しました。
私が鍼灸大学を出て以来ずっと続けている「接触鍼」って今までかなりマイナー?だったのですが、周りの先生方のご尽力でニーズが広がり、注目されるようになってきました。外国の鍼灸師さんのお話を聞くと、こういう微細な刺激をコントロールできる、患者さんと治療者がコミニュケーションが取れる鍼治療のニーズが高まってきているとのことでした。
わざわざ日本まで赤ちゃんや家族を連れて学びに来てくださる方々がいらっしゃるのだから、日本のみならず世界にもこの治療方法が広がり、からだや心に悩みや不安を抱えている方々の一助になれるように私も何ができるか考えていきたいと思います。